2019.03.29更新

日本語では、「重症熱性血小板減少症候群」といいます。西日本を中心に発生している感染症なので、テレビなどのマスメディアではあまり報道されていませんが、2013年以降、毎年発生している病気です。

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基本的にはマダニから感染する病気で、ヒト、犬、猫が罹る病気です。そして、昨年、発病した犬や猫からヒトに感染する例も報告され、病気の拡大が心配されています。

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ヒトの場合、感染すると6日〜2週間の潜伏期を経て、発熱、消化器症状が多くの症例で認められ、頭痛、筋肉痛、意識障害や失語などの神経症状、リンパ節腫脹、皮下出血や下血などの症状を起こします。致死率は高齢者ほど高く、30%前後であると報告されています。治療は対症的な方法しかなく、有効な薬剤やワクチンはありません。

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予防策として、ヒトの場合はマダニに咬まれないように草むらに入らないように気を付けてもらいますが、犬や猫にはノミ・マダニ予防薬を投与していただきたいです。

滴下薬、内服薬、フィラリア予防もまとめてできる薬などいろいろありますので、ご来院の際、スタッフにご相談ください。

投稿者: 西向日どうぶつ病院

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