ようへい君は、13歳のオスのシーズー犬。
体重減少と呼吸困難を主訴に来院されました。

3か月前にワクチン接種で来院されたときの体重が5.45kgで、
今回が4.15kgですから、24%も減少していますshock
寝そべったままであまり動けない状態にも関わらず
大きな深い呼吸をしています。
体温も36.5℃しかなく、ワクチン接種の時より1.5℃低くなって
いますski

血液検査と胸部レントゲン検査の結果、「慢性化した肺炎」
診断しました。
酸素と温度が管理できるICU装置は、
こんな時にとても頼りになる設備です。
酸素濃度を40%(空気中の約2倍)に上げて
呼吸を楽にできるようにします。
室温は30℃に保って、体温の低下を防ぎます。
勿論、投薬と点滴も必要です。

まだまだ予断を許さない状態が続きますが、
ICUでの入院治療で頑張りましょう、ようへい君sign03
            

西向日どうぶつ病院